高斉徳(読み)コウセイトク

精選版 日本国語大辞典 「高斉徳」の意味・読み・例文・類語

こう‐せいとくカウ‥【高斉徳】

  1. 神亀四年(七二七九月渤海国から最初に日本に派遣された使節。はじめ寧遠将軍高仁義ら二四人とともに出羽国に来着したが、仁義以下一六人は蝦夷人に殺害され、斉徳ら八人のみ難を免れ入京。同五年四月綵帛綾綿を賜わり、璽書、信物をたずさえて帰国。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android