高暘谷(読み)こう ようこく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高暘谷」の解説

高暘谷 こう-ようこく

1719-1766 江戸時代中期の漢詩人。
享保(きょうほう)4年生まれ。肥前長崎の人。大潮元皓(だいちょう-げんこう)にまなぶ。寛延のころ京都でおしえたのち長崎にかえり,芙蓉詩社をむすんだ。明和3年3月死去。48歳。本姓高階。名は彝。字(あざな)は君秉。通称忠蔵。著作に「五経音義補」「楽府変(がふへん)」,詩集に「咏物詩雋(えいぶつしせん)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android