デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高木春山」の解説 高木春山 たかぎ-しゅんざん ?-1853* 江戸時代後期の本草家。家は代々江戸で大名の御用達(ごようたし)をつとめる。曾占春(そう-せんしゅん)に本草を,土佐派の小田切真助に画をまなび,島津重豪(しげひで)の援助をえて博物図譜「本草図説」約200巻を制作した。この図譜は刊行されず,孫の高木正年(まさとし)により明治16年はじめて紹介された。嘉永(かえい)5年12月死去。名は以孝。通称は八兵衛。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by