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高木春山 たかぎ しゅんざん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

高木春山 たかぎ-しゅんざん

?-1853* 江戸時代後期の本草家。
家は代々江戸で大名の御用達(ごようたし)をつとめる。曾占春(そう-せんしゅん)に本草を,土佐派の小田切真助に画をまなび,島津重豪(しげひで)の援助をえて博物図譜「本草図説」約200巻を制作した。この図譜は刊行されず,孫の高木正年(まさとし)により明治16年はじめて紹介された。嘉永(かえい)5年12月死去。名は以孝。通称は八兵衛

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

高木春山

没年:嘉永5.12(1852)
生年:生年不詳
江戸後期の博物家。名は以孝。江戸下目黒長峰町に住み,諸侯の御用達が家業だったが,国産振興のために本草学を志して曾槃に学んだという。20年余をかけ,万金を投じて目指したのは,日本の動植物の総合図譜『本草図説』だったが,業なかばで没した。現存するのは未定稿と補遺を含めて195冊だが,十分に研究されてはいない。春山は江戸時代にはまったく無名で,明治16(1883)年の水産博覧会に『本草図説 水産部』ほかが出品されて初めて名が知られた。

(磯野直秀)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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