高木正年(読み)タカギ マサトシ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「高木正年」の解説

高木 正年
タカギ マサトシ


肩書
衆院議員(民政党)

旧名・旧姓
旧姓=細川

生年月日
安政3年12月9日(1857年)

出生地
武蔵国品川宿(東京都品川区)

経歴
武州府中で木村芥舟和漢を学び、伯爵金子堅太郎に行政学を師事明治12年郷里に帰り、13年金子伯と講法会を設け法律研究に尽力。15年東京府会議員、次いで同常置委員。22年帝国憲法が発布されると、憲法を講法会の研究科目とし、次いで「東海政法雑誌」を発刊。23年以来衆院議員当選13回。29年京都からの帰途車中で失明したが、民政党長老として39年間、憲政のため尽力した。

受賞
勲三等

没年月日
昭和9年12月31日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「高木正年」の解説

高木 正年
タカギ マサトシ

明治・大正期の政治家 衆院議員(民政党)。



生年
安政3年12月9日(1857年)

没年
昭和9(1934)年12月31日

出生地
武蔵国品川宿(東京都品川区)

旧姓(旧名)
細川

主な受賞名〔年〕
勲三等

経歴
武州府中で木村芥舟に和漢を学び、伯爵金子堅太郎に行政学を師事。明治12年郷里に帰り、13年金子伯と講法会を設け法律研究に尽力。15年東京府会議員、次いで同常置委員。22年帝国憲法が発布されると、憲法を講法会の研究科目とし、次いで「東海政法雑誌」を発刊。23年以来衆院議員当選13回。29年京都からの帰途、車中で失明したが、民政党長老として39年間、憲政のため尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高木正年」の解説

高木正年 たかぎ-まさとし

1857*-1934 明治-昭和時代前期の政治家。
安政3年12月9日生まれ。東京府会議員をへて,明治23年衆議院議員(当選13回,民政党)。29年失明し,盲目の政治家として活動普通選挙をとなえ,また婦人公民権の実現,盲人生活職業保護などに尽力した。昭和9年12月31日死去。79歳。江戸出身。本姓細井。号は喬木

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android