高木正年(読み)たかぎ まさとし

江戸・東京人物辞典の解説

高木正年

1856〜1934(安政3年〜昭和9年)【政治家全盲代議士。 弱者の立場に立った活動を一貫。明治・昭和期の政治家。江戸品川生れ。1881年(明治14)に東京府会議員となった。1890年第1回帝国議会に民生党から立候補して当選。政府の軍備増強に反対したため、弾圧を受ける。品川漁民問題で奔走するうち眼病を患い失明。以後盲人運動にも取り組み、1920年(大正9)点字による選挙投票の公認の請願を提出。また、婦人公民権、植民地の人権問題など、大正デモクラシーを背景に庶民の視点から誠実な政治活動を展開した。

出典 財団法人まちみらい千代田江戸・東京人物辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

高木正年 たかぎ-まさとし

1857*-1934 明治-昭和時代前期の政治家。
安政3年12月9日生まれ。東京府会議員をへて,明治23年衆議院議員(当選13回,民政党)。29年失明し,盲目の政治家として活動。普通選挙をとなえ,また婦人公民権の実現,盲人の生活・職業の保護などに尽力した。昭和9年12月31日死去。79歳。江戸出身。本姓細井。号は喬木

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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