高柳古新田(読み)たかやなぎこしんでん

日本歴史地名大系 「高柳古新田」の解説

高柳古新田
たかやなぎこしんでん

[現在地名]養老町大巻おおまき

高柳新田の西にあり、石津いしづ郡に属する。開発年代は不詳だが、地名から高柳新田の開発年とされる寛文一〇年(一六七〇)以前であろう。元禄郷帳に村名がみえ、高八六石余で幕府領。「新撰美濃志」でも幕府領。明治二年(一八六九)の村明細帳によると新田すべてが田地で七町七反余、人家はなく、「地主 藤左衛門」として提出されており、すべてを他村在住の同氏が有したものと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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