高橋くら子(読み)たかはし くらこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋くら子」の解説

高橋くら子 たかはし-くらこ

1907-1938 大正-昭和時代前期の部落解放運動家。
明治40年4月2日生まれ。小諸高女在学中の大正13年長野県水平社創立大会に弁士として参加。以後各地の水平社大会で演説。昭和2年の全国水平社大会で天皇直訴事件北原泰作の家族救援を提案し,小諸署に留置された。昭和13年7月9日死去。32歳。長野県出身。本名くらの。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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