高橋穣(読み)タカハシ ユタカ

20世紀日本人名事典 「高橋穣」の解説

高橋 穣
タカハシ ユタカ

大正・昭和期の心理学者,倫理学



生年
明治18(1885)年5月4日

没年
昭和43(1968)年5月6日

出生地
香川県

学歴〔年〕
東京帝国大学文科大学〔明治42年〕卒

学位〔年〕
文学博士

経歴
岩波書店の「哲学叢書」「哲学辞典」刊行に参加し、大正6年「心理学」を刊行。9年以降東京女子大、法政大、一高で心理学と倫理学を担当。14年から「思想」の編集を手伝う。昭和5年東北帝大教授となり、倫理学を担当する。退官後、成城学園長を経て、27年学習院大教授に就任著書に「心理学 道徳 教育」「二つの真理」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋穣」の解説

高橋穣 たかはし-ゆたか

1885-1968 大正-昭和時代の心理学者,倫理学者。
明治18年5月4日生まれ。大正6年「心理学」を出版し好評をえる。9年より東京女子大,法大,一高でおしえ,昭和5年東北帝大教授。のち成城学園長,学習院大教授をつとめた。昭和43年5月6日死去。83歳。香川県出身。東京帝大卒。著作ほかに「倫理学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android