高橋順子(読み)たかはし じゅんこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋順子」の解説

高橋順子 たかはし-じゅんこ

1944- 昭和後期-平成時代の詩人
昭和19年8月28日生まれ。出版社勤務をへて自費出版社「書肆(しょし)とい」を主宰。「歴程同人。昭和62年詩集「花まいらせず」で現代詩女流賞,平成2年「幸福な葉っぱ」で現代詩花椿賞。5年小説家車谷長吉(くるまたに-ちょうきつ)と結婚するが,夫が強迫神経症になる。その実生活を虚構化し,平明な言葉でかいた詩集「時の雨」で9年読売文学賞。「海へ」で26年藤村記念歴程賞,27年三好達治賞。千葉県出身。東大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android