高橋鳳雲(読み)たかはし ほううん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋鳳雲」の解説

高橋鳳雲 たかはし-ほううん

1810-1858 江戸時代後期の仏師
文化7年生まれ。高橋宝山の弟。7代幸慶の門にはいり,また宮彫り師長板伊之助に師事。江戸蔵前の札差伊勢屋嘉右衛門の依頼により,釈迦三尊,五百羅漢など仏像700体をつくり,鎌倉建長寺におさめた。安政5年9月13日死去。49歳。江戸出身。通称は清次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例