釈迦如来を中尊とし,左に文殊(もんじゅ)菩薩,右に普賢(ふげん)菩薩を配する例が最も多いが,梵天(ぼんてん)と帝釈天(たいしゃくてん),あるいは薬王(やくおう)菩薩と薬上(やくじょう)菩薩を脇侍(きょうじ)とする場合もある。現存する造形では,法隆寺金堂の釈迦三尊像が最古。聖徳太子とその母および妃の冥福のため,623年(推古31)膳(かしわで)氏によって造立されたもので,鞍作鳥(くらつくりのとり)の作とされる。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...