ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペルス・ライケン」の意味・わかりやすい解説
ペルス・ライケン
Pels Ricken, G. C. C.
[没]1889.5.2.
オランダの海軍軍人。安政2 (1855) 年7月オランダから江戸幕府に寄贈された軍艦『スンピン』号艦長として来日,同年 11月より同4年9月の後任教育班長カッテンディーケの来着まで 22人のオランダ海軍教官団の団長として,新設された長崎の海軍伝習所において,近代海軍の伝習を行なった。本国に帰国後,海軍中将まで昇進。 1866年6月より2年間海軍大臣をつとめた。
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