日本歴史地名大系 「高水村」の解説 高水村たかみずむら 千葉県:君津市旧望陀郡地区高水村[現在地名]君津市高水小櫃(おびつ)川上流右岸に立地。清澄(きよすみ)山からの道、草川原三石(くさがわらみついし)山からの道、笹(ささ)村・川俣(かわまた)村からの道が合流し、北西の柳城(やなしろ)村、さらに谷向(たにむかい)村の三本松(さんぼんまつ)陣屋方向へ通ずる。かつては同川最上流の武蔵川越藩の河岸が設けられ、年貢米の回漕をはじめ物資の川下げが行われたが、文化一二年(一八一五)河床の状況により通船が取りやめられている(「小櫃川上流船路開鑿願」加藤家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by