高田嘉助(読み)タカタ カスケ

20世紀日本人名事典 「高田嘉助」の解説

高田 嘉助
タカタ カスケ

明治・大正期の実業家



生年
慶応4年8月(1868年)

没年
大正3(1914)年11月16日

出生地
備後国(広島県)

経歴
備後で鋳造業を営む家に生まれ、明治23年から家業従事する。27年製塩釜の改良に成功して、自ら試験場を設けて普及を図り、瀬戸内海沿岸地方、満州(中国東北部)、朝鮮方面まで販路を拡張した。37年新市村村長となり、また私立の博練教校(中学校)を設立してその校主となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高田嘉助」の解説

高田嘉助 たかた-かすけ

1868-1914 明治-大正時代の実業家。
慶応4年8月生まれ。備後(びんご)(広島県)で家業の鋳造業に従事,明治27年製塩釜を改良して瀬戸内海沿岸地方,満州(中国東北部),朝鮮方面まで販路を拡張した。37年新市村村長となり,また私立博練教校を設立してその校主となった。大正3年11月16日死去。47歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android