デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高石かつ枝」の解説 高石かつ枝 たかいし-かつえ 川口松太郎の小説「愛染かつら」の主人公。津村病院につとめる子持ちの未亡人看護婦。医師の津村浩三に求婚され,さまざまな障害やすれ違いをのりこえ,むすばれる。昭和12-13年「婦人倶楽部(クラブ)」に連載され,13年田中絹代,上原謙主演で映画化,主題歌「旅の夜風」とともに大ヒットした。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の高石かつ枝の言及 【愛染かつら】より …1937‐38年《婦人俱楽部》に連載。津村病院に勤務する23歳の美貌の看護婦高石かつ枝と病院長の令息津村浩三のラブストーリー。かつ枝は17歳の時結婚して1子をもうけたが,夫と死別,病院で働く。… ※「高石かつ枝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by