高砂新田(読み)たかさごしんでん

日本歴史地名大系 「高砂新田」の解説

高砂新田
たかさごしんでん

[現在地名]宇佐市高砂新田

郡中ぐんちゆう新田の西に位置し、文政年中(一八一八―三〇)住江すみのえ村・乙女おとめ村地先の周防灘を埋立て成立した新田。他の周防灘沿岸の諸新田と同じく日田郡代塩谷正義による見立で、住江村庄屋九郎兵衛(池田屋)が引請人となった。当新田や郡中新田など住江村地先の干拓計画は早くからみられ、「禅源寺年代記録」によると天明六年(一七八六)四日市よつかいち陣屋に来た吟味巡見使は「夫より住江村海辺新田出来場所御見分」し、「新田築立見積被成入用等御積被成」たという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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