高秋(読み)こうしゅう

精選版 日本国語大辞典 「高秋」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゅうカウシウ【高秋】

  1. 〘 名詞 〙 晴れ渡って空の高く見える秋。秋たけなわの季節。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「高秋八月気将粛。叡興幽尋太弟園」(出典凌雲集(814)秋日皇太弟池亭応製賦園字〈小野岑守〉)
    2. [その他の文献]〔沈約‐休沐寄懐詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「高秋」の読み・字形・画数・意味

【高秋】こうしゆう(かうしう)

晴れわたる秋。唐・杜審言〔康五庭芝の月を望みて懐ふ有りに和す〕詩 、高秋迥(はる)かなり 愁人、獨り夜看る

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