高笑(読み)たかわらい

精選版 日本国語大辞典 「高笑」の意味・読み・例文・類語

たか‐わらい‥わらひ【高笑】

  1. 〘 名詞 〙 大声で笑うこと。声高く笑うこと。たかえみ。たかえ。哄笑。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「女房の、高(タカ)わらひこそはしたなし」(出典仮名草子・悔草(1647)中)

たか‐え‥ゑ【高笑・噱】

  1. 〘 名詞 〙たかわらい(高笑)
    1. [初出の実例]「噱 喜咲不自勝㒵 太加恵」(出典:新撰字鏡(898‐901頃))

こう‐しょうカウセウ【高笑】

  1. 〘 名詞 〙 大声で笑うこと。たかわらい。哄笑。
    1. [初出の実例]「意味も無い高笑が吾を嘲る様に聞へて」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉五)

たか‐えみ‥ゑみ【高笑】

  1. 〘 名詞 〙 声高く笑うこと。たかわらい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android