高見敏弘(読み)たかみ としひろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高見敏弘」の解説

高見敏弘 たかみ-としひろ

1926- 昭和後期-平成時代の牧師
大正15年9月30日中国撫順生まれ。戦後,アメリカのフラー神学大などでまなぶ。帰国後,牧師になる。バングラデシュでの農村復興支援活動にたずさわり,昭和48年栃木県西那須野町にアジア学院を創設,発展途上国の農村指導者の養成にあたる。NGO(非政府組織)活動推進センター理事長もつとめた。平成6年吉川英治文化賞。8年マグサイサイ賞。京都府立第三中学卒。著作に「土とともに生きる」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android