共同通信ニュース用語解説 「高速実験炉「常陽」」の解説
高速実験炉「常陽」
茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の実験炉。国内初の高速増殖炉として、技術的知識や経験、運転管理技術の蓄積を図る目的で開発され、1977年4月に初臨界。82年からは照射用炉心として運用された。高速増殖炉の開発段階としては廃炉作業中の「もんじゅ」(福井県敦賀市)の前段階に位置付けられる。もんじゅ同様、冷却材に液体ナトリウムを使う。
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