精選版 日本国語大辞典 「高野巻」の意味・読み・例文・類語 こうやのまきカウヤのまき【高野巻】 謡曲。四番目物。廃曲。作者不詳。観阿彌作の「高野」の謡物をもととして、天正六~文祿三年(一五七八‐九四)より以前に、後人の手によって完成された。平維盛が八島の合戦の後、出家して高野にのぼり滝口入道に会って弘法大師入定のいわれを聞き、ともに通夜をする。高野。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例