高野巻(読み)こうやのまき

精選版 日本国語大辞典 「高野巻」の意味・読み・例文・類語

こうやのまきカウヤのまき【高野巻】

  1. 謡曲四番目物廃曲作者不詳。観阿彌作の「高野」の謡物もととして、天正六~文祿三年(一五七八‐九四)より以前に、後人の手によって完成された。平維盛八島合戦の後、出家して高野にのぼり滝口入道に会って弘法大師入定のいわれを聞き、ともに通夜をする。高野。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む