高門(読み)こうもん

精選版 日本国語大辞典 「高門」の意味・読み・例文・類語

こう‐もんカウ‥【高門】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 高い門。高貴な家の立派な門をいう。
    1. [初出の実例]「排高門以速群俊、入詩境以凝六義」(出典:詩序集(1133頃)葉飛水上紅詩序〈惟宗孝貞〉)
    2. [その他の文献]〔曹植‐美女篇〕
  3. よい家柄。高貴の家柄。名門
    1. [初出の実例]「若知詩与苦、高門欲相存」(出典:菅家文草(900頃)二・孤雁)
    2. 「吾聞左右豪族は、皆是累葉の名門より出て、数代の高門を継けり」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)六)
    3. [その他の文献]〔荘子‐達生〕

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普及版 字通 「高門」の読み・字形・画数・意味

【高門】こう(かう)もん

高大な門。尊貴の家。〔史記、孟子伝〕淳于(じゆんうこん)の如きより以下、皆命じて列大夫と曰ひ、爲に第(てい)を康の衢(ちまた)に開く。高門大屋、之れをす。

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