尊貴(読み)ソンキ

デジタル大辞泉 「尊貴」の意味・読み・例文・類語

そん‐き【尊貴】

[名・形動]きわめてとうといこと。また、そういう人や、そのさま。「尊貴家柄

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精選版 日本国語大辞典 「尊貴」の意味・読み・例文・類語

そん‐き【尊貴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 尊いこと。また、そのさまやその人。
    1. [初出の実例]「尊貴の帰仰おほしといへども、院宮の往詣いまだきかず」(出典:平家物語(13C前)五)
    2. 「所々にわかち居りて価をきはめず、尊貴(ソンキ)の人に寵ぜられ」(出典評判記色道大鏡(1678)一五)
    3. [その他の文献]〔史記‐匡衡伝〕

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普及版 字通 「尊貴」の読み・字形・画数・意味

【尊貴】そんき

高貴の身分。〔南史、斉武帝諸子等伝論〕夫(そ)れ王の子弟貴に生長す。僞の事、耳目に經(へ)ず。卓爾(たくじ)たる天悟、自ら懷を得と雖も、寡(こくわ)をと爲す。陋なるほ多し。

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