日本歴史地名大系 「高頭山」の解説 高頭山たかずこやま 富山県:上新川郡大山町高頭山神通川支流熊野(くまの)川とその支流小原(おはら)川との間にそびえる標高一二〇三・三メートルの山。富山県の方言で頭をズコといい、転じて山の頂上部分をズコという。支稜線上にありながら独立峰として高く突き出た山容に対してこの名が付けられたのであろう。槍(やり)ヶ岳を開いた播隆の出身地河内(かわち)(現在廃村)から南下、熊野川第三発電所を過ぎ、熊野川が名瀑三枚(さんまい)滝となってたぎり落ちるのを見て、富山地方気象台のロボット雨量計設置地点からブナ、ヒメコマツの茂る山道をたどって頂上に着く。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by