高麗調子(読み)こまぢょうし

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高麗調子」の意味・わかりやすい解説

高麗調子
こまぢょうし

雅楽の曲名。「小調子」ともいう。高麗楽の前奏曲。高麗壱越 (いちこつ) 調に属する。篳篥 (ひちりき) と高麗笛によって重奏されるもので,明確な拍節をもたない。 1888年の選定譜にも掲載されているが,近来用いられていない。

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世界大百科事典(旧版)内の高麗調子の言及

【東遊】より

…楽器は句頭(くとう)(歌の主唱者)の打つ笏拍子(しやくびようし)のほか,篳篥(ひちりき),高麗(こま)笛(元来は東遊笛),和琴(わごん)(各1名)が用いられる。全曲の構成は,“高麗調子”(“ ”印のものは,楽器だけで演奏され,歌を伴わない),阿波礼(あわれ),“音出(こわだし)”,一歌(いちうた),二歌,“駿河歌歌出(するがうたのうただし)”,駿河歌一段,駿河歌二段,“加太於呂志(かたおろし)”,阿波礼,“求子歌出(もとめごのうただし)”,求子歌,“大比礼歌出(おおびれのうただし)”,大比礼歌。これらのうち,駿河歌二段,求子歌,大比礼歌は揚拍子(あげびようし)(拍節的なリズム)で歌われる。…

※「高麗調子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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