髦俊(読み)ぼうしゅん

精選版 日本国語大辞典 「髦俊」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐しゅん【髦俊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「髦」は髪の中で太くて長いものの意。転じて、ぬきんでること ) 衆にぬきんでた人。
    1. [初出の実例]「騶使一通。髦俊自至」(出典:本朝文粋(1060頃)五・為一条左大臣辞右大臣第一表〈菅原文時〉)
    2. [その他の文献]〔漢書‐叙伝下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「髦俊」の読み・字形・画数・意味

【髦俊】ぼう(ばう)しゆん

俊秀。〔三国志、蜀、郤正伝〕(釈)方今、士山積し、髦俊群をす。介(りんかい)のに潛(ひそ)み、毛林(とうりん)(楚の北境にある広大な林)に集まるがごとし。

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