鬼藪苧麻(読み)おにやぶまお

精選版 日本国語大辞典 「鬼藪苧麻」の意味・読み・例文・類語

おに‐やぶまお‥やぶまを【鬼藪苧麻】

  1. 〘 名詞 〙 イラクサ科多年草本州四国九州の海岸近くの原野や低山に生える、ヤブマオ一種。全体に短毛を密生し、茎は高さ約一・五メートルになり木化している。葉は先端のとがった卵円形で、厚く、長さ幅共に一〇~一五センチメートルで、縁には鋸歯(きょし)がある。夏、葉腋(ようえき)から長さ一〇~一五センチメートルの淡緑色花穂を生ずる。におうやぶまお。のまお。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ようえき 名詞

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む