魁岸(読み)カイガン

デジタル大辞泉 「魁岸」の意味・読み・例文・類語

かい‐がん〔クワイ‐〕【×魁岸】

体躯が大きく、たくましいこと。
「―勇偉、膂力絶倫りょりょくぜつりん満身の花文、人を驚かして自らことにす」〈露伴運命

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「魁岸」の意味・読み・例文・類語

かい‐がんクヮイ‥【魁岸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 体躯(たいく)が大きく、たくましいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「皇太子者、淡海帝之長子也。魁岸奇偉、風範弘深」(出典:懐風藻(751)大友皇子伝)
    2. [その他の文献]〔漢書‐江充伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「魁岸」の読み・字形・画数・意味

【魁岸】かい(くわい)がん

大きくてたくましい。〔陳書、袁泌伝〕袁泌~正にして幹局り。容體魁岸にして、志行修なり。

字通「魁」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android