デジタル大辞泉 「陳書」の意味・読み・例文・類語 ちんしょ【陳書】[書名] 中国の二十四史の一。南朝陳の正史で、唐の姚思廉ようしれんが太宗の勅によって撰。636年成立。本紀6巻、列伝30巻の全36巻。 ちん‐しょ【陳書】 [名](スル)意見や気持ちなどを文字に書き表すこと。また、その手紙。「縷々の情を―し以て贈る」〈織田訳・花柳春話〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「陳書」の意味・読み・例文・類語 ちん‐しょ【陳書】 [ 1 ] 〘 名詞 〙 意見や気持などを、文字に書きしるすこと。また、その書状。[初出の実例]「別に臨んで数行の紅涙硯海に溢る。乃ち縷々の情を陳書(チンショ)し以て贈る」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四二)[ 2 ] 二十四史の一つ。南朝、陳の正史で、史書。唐の姚思廉(ようしれん)が太宗の勅によって撰。貞観一〇年(六三六)成立。本紀六巻、列伝三〇巻。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例