魏 忠賢(読み)ぎちゅうけん

旺文社世界史事典 三訂版 「魏 忠賢」の解説

魏 忠賢
ぎちゅうけん

?〜1627
明末期の宦官 (かんがん)
熹宗のときに東厰(秘密警察)を掌握し,専横をきわめ,各地に彼の生祠が建てられるほどであった。党争に加わり,東林党を弾圧したが,祟禎 (すうてい) 帝が即位すると弾劾され,自殺した。

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