魔鏡現象

共同通信ニュース用語解説 「魔鏡現象」の解説

魔鏡現象

金属製の鏡に光を当てて反射させると、裏面文様が映し出される現象鏡面を研磨すると、肉厚部の鏡面は削られてへこむのに対し、肉薄部の鏡面は金属がたわむため削られる量が少なく、相対的に出っ張りとなる。光を当てると凹部は集約して明るく、凸部は散乱して暗く映る。中国では紀元前1世紀ごろから「透光鑑」と呼ばれる魔鏡が作られ、江戸時代の日本でも隠れキリシタン十字架などが現れる鏡を使っていた。明治時代に来日した欧米人がマジックミラーと呼び、魔鏡という名称が定着した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む