魚麗(読み)ギョリ

デジタル大辞泉 「魚麗」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐り【魚麗】

ぎょれい(魚麗)

ぎょ‐れい【魚麗】

中国古代兵法による陣形の一。楕円形陣立てで、魚群が進む形に似ているところからいう。ぎょり。

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精選版 日本国語大辞典 「魚麗」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐り【魚麗】

  1. 〘 名詞 〙 陣形の一つ隊形が丸く、少し長い陣。群魚が進むのに似ているところからいう。魚離。
    1. [初出の実例]「尊氏已於洛陽、聞退逆徒之者、履虎尾魚麗(リ)。義貞始以朝敵名」(出典太平記(14C後)一四)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐桓公五年〕

ぎょ‐れい【魚麗】

  1. 〘 名詞 〙ぎょり(魚麗)

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普及版 字通 「魚麗」の読み・字形・画数・意味

【魚麗】ぎより

魚の群れ進むさま。陣法の一。〔左伝、桓五年〕曼伯右と爲り、祭仲足左と爲り、原・高渠彌中軍を以てを奉じ、魚麗の陳(陣)を爲し、~繻に戰ふ。

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