鯨塚(読み)くじらづか

日本歴史地名大系 「鯨塚」の解説

鯨塚
くじらづか

[現在地名]明浜町高山

丸石まるいしにある。高さ一・四メートル、幅二六センチ、厚さ一五センチの碑に正面に「鱗王院殿法界全果大居士」、側面に「于時天保八酉六月廿一日」の銘がある。

鯨の供養は、金剛こんごう寺で行われ、同寺の過去帳には、「鱗王院殿法界全果大居士、六月廿一日、祠堂百日、年忌の節寺に而可致」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android