コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鱗屑 りんせつ squama; scale

3件 の用語解説(鱗屑の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鱗屑
りんせつ
squama; scale

皮膚続発疹の一つ。表皮の最外層を形成する角質層が厚くなり,やがて種々の形状で表皮から剥がれて脱落する。この現象を落屑と呼ぶ。大きさにより粃糠様,小葉状,大葉状鱗屑に分けられる。落屑の原因は,皮膚が乾燥し,角質の固着力が低下することや,表皮の増殖が盛んで角質が多量に形成されることが多いが,逆に表皮の増殖能力が低下し,防衛的に角質が肥厚するために,鱗屑が生じることもある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

りん‐せつ【××屑】

表皮の角質が肥厚し、剥離(はくり)したもの。皮膚病にみられる。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

りんせつ【鱗屑】

角質の産生が病的になったため、ぬか状・板状などとなって皮膚表面に付着したもの。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の鱗屑の言及

【ふけ】より

…表皮の細胞は基底細胞層で細胞分裂をして増殖し,以後有棘細胞,顆粒細胞を経て最後に死んだ角質細胞となり,これに皮脂腺から分泌された中性脂肪などが混じって,あか(垢)となって自然に脱落する。脱落する角質細胞層を鱗屑(りんせつ)といい,落ちる状態を落屑(らくせつ)という。被髪頭部は毛包に開口する脂腺に富んでおり,長く洗髪をしないと脂腺から分泌される皮脂とよばれる脂質成分のトリグリセリド,ワックスエステル,スクワレンが鱗屑にしみこんで,脂っぽいふけになる。…

※「鱗屑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

鱗屑の関連キーワード水疱膿疱発疹外層角質層セラミド剥離性皮膚炎赤さび病(ライムギ)あか(垢)扁平上皮癌 (squamous cell carcinoma)

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

鱗屑の関連情報