鳥子襲(読み)とりのこがさね

精選版 日本国語大辞典 「鳥子襲」の意味・読み・例文・類語

とりのこ‐がさね【鳥子襲】

  1. 〘 名詞 〙 中古貴族の着用した、装束の襲(かさね)色目一つ。表はきらきらした白、裏は蘇芳(すおう)一説に、表は白、中重薄紅梅、裏は黄。
    1. [初出の実例]「有祿。納言大褂一重。両宰相鳥子重」(出典小右記‐寛弘九年(1012)四月二七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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