デジタル大辞泉 「鳥居障子」の意味・読み・例文・類語 とりい‐しょうじ〔とりゐシヤウジ〕【鳥居障子】 清涼殿の台盤所から鬼の間まで立て渡した衝立ついたて障子。柱の上部が鳥居の形をしている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「鳥居障子」の意味・読み・例文・類語 とりい‐しょうじとりゐシャウジ【鳥居障子】 〘 名詞 〙 清涼殿の台盤所から鬼の間まで立て渡した衝立(ついたて)障子。台に立てた柱の上部が鳥居の形をしているところからいう。[初出の実例]「西第二間鳥居障子上、同垂二御簾一」(出典:兵範記‐久安五年(1149)一〇月二五日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の鳥居障子の言及 【障子】より …障子として一括されていたもののうち,下部に台がついていて自立できる形式のものを衝立障子として分化させたのであろう。927年(延長5)に完成した《延喜式》に見える〈通(つ)障子〉や清涼殿の台盤所などに用いられた〈鳥居障子〉も衝立の一種である。表面に絵や文字を書き,移動できる障屛具として屛風とともに多用された。… ※「鳥居障子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by