鳥島射爆撃場(読み)とりしましやばくげきじよう

日本歴史地名大系 「鳥島射爆撃場」の解説

鳥島射爆撃場
とりしましやばくげきじよう

[現在地名]久米島町宇江城・仲村渠

空軍の射爆撃場。二〇〇二年(平成一四年)現在の面積は〇・〇四一平方キロ(うち〇・〇〇二平方キロが仲村渠分、ほかは宇江城分)。地主数一人で年間賃借料は非公開。基地従業員はいない。当施設は久米鳥島にあり、島全体が射爆撃場となっている。一九四五年(昭和二〇年)四月に米軍の軍事占領後収用され、五一年一〇月に琉球射爆撃場として設定された。日本復帰後鳥島射爆撃場として提供施設となった。航空自衛隊久米島分屯基地内の施設一部についても、地位協定により射爆撃場の一部として共同使用されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android