鳥雲(読み)チョウウン

デジタル大辞泉 「鳥雲」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐うん〔テウ‐〕【鳥雲】

小鳥が群がり飛び、遠くから見ると雲のように見えること。
鳥や雲の動きのように、機に臨んで集合離散が自在にできるようにした陣立て。鳥雲の備え。鳥雲の陣。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鳥雲」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐うんテウ‥【鳥雲】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小鳥が群がり飛んでいるさまが、遠くから見ると、雲のように見えること。
  3. ちょううん(鳥雲)の陣」の略。
    1. [初出の実例]「山谷の陣は鳥雲の法によると申事は、氷上家六の巻の御伝にて候」(出典:籾井家日記(1582頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鳥雲」の読み・字形・画数・意味

【鳥雲】ちよううん

浮雲

字通「鳥」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android