鳳秀太郎(読み)ホウ ヒデタロウ

20世紀日本人名事典 「鳳秀太郎」の解説

鳳 秀太郎
ホウ ヒデタロウ

明治〜昭和期の電気工学者 東京帝大教授



生年
明治5年1月1日(1872年)

没年
昭和6(1931)年9月16日

出生地
大阪府堺市甲斐町

学歴〔年〕
東京帝大電気工学科〔明治29年〕卒,東京帝大大学院

学位〔年〕
工学博士〔明治40年〕

経歴
明治29年東京帝大電気工学科を卒業し、大学院で交流工学を専攻した。30年東京帝大工科大学助教授となり、36年電気磁気学の研究のため文部省より英国米国ドイツの3ケ国に留学を命じられ、39年帰国し教授に就任専門は交流工学。大正10年電気学会会長となり、他に多数の学会・団体と関係した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鳳秀太郎」の解説

鳳秀太郎 ほう-ひでたろう

1872-1931 明治-昭和時代前期の電気工学者。
明治5年1月1日生まれ。与謝野晶子(よさの-あきこ)の兄。欧米に留学後,明治39年母校東京帝大の教授。専門は交流工学。電気学会会長などを歴任した。昭和6年9月16日死去。60歳。大阪出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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