鴇巣村(読み)とうのすむら

日本歴史地名大系 「鴇巣村」の解説

鴇巣村
とうのすむら

[現在地名]南郷村鴇巣

宮床みやとこ村の南西伊南いな川左岸の平坦地にあり、明治末期まで水害に悩まされてきた。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に「鴇巣 九十三石四斗」とある。慶長二年(一五九七)の藤三郎倉入在々高物成帳(福島県史)でも同高で、免四ツ。古町組に属し、寛文五年(一六六五)伊南郷村々改帳(馬場家文書)によれば高二六〇石余、免三ツ八分八厘四毛で取米八八石二斗六合、うち二二石一斗三升三合が米納で残りは金納。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む