鴇谷村(読み)とうやむら

日本歴史地名大系 「鴇谷村」の解説

鴇谷村
とうやむら

[現在地名]長柄町鴇谷

永富ながどみ村の西に位置し、一宮いちのみや川が東流する。大多喜おおたき往還が通る。応永二四年(一四一七)八月の日英末寺等支配注文(法宣院文書)上総「形部鵠谷今ハ破壊」とみえ、当時荒廃していたがこの地に日蓮宗中山門流支配下の寺院があり、日英は刑部おさかべ内の当地などを千代寿・寅菊丸に譲っている。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高七三一石。地内の日輪にちりん(現真言宗豊山派)は寛永一〇年(一六三三)の関東真言宗新義本末寺帳に刑部郡鶏谷村月輪寺とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む