(読み)シトド

デジタル大辞泉 「鵐」の意味・読み・例文・類語

しとど【×鵐/巫鳥】

《古くは「しとと」》アオジノジコホオジロホオアカなどの小鳥古名
丙子の朔乙酉に摂津の国白き―を貢る」〈天武紀・下〉

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精選版 日本国語大辞典 「鵐」の意味・読み・例文・類語

しとど【鵐・巫鳥】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「しとと」 ) ホオジロ類の鳥、ホオアカ・アオジ・クロジなどの総称の古名。しととどり。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「胡子鶺鴒(あめつつ) 千鳥ま斯登登(シトト)(な)ど開(さ)ける利目(とめ)」(出典古事記(712)中・歌謡)

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