鵜飼節郎(読み)ウカイ セツロウ

20世紀日本人名事典 「鵜飼節郎」の解説

鵜飼 節郎
ウカイ セツロウ

明治期の政治家 衆院議員(政友会)。



生年
安政3年5月19日(1856年)

没年
昭和6(1931)年9月5日

出身地
陸奥国盛岡(岩手県)

経歴
陸奥盛岡藩藩校・作人館に学び、明治7年台湾出兵、10年西南戦争に従軍。警部補心得となり、のち岩泉村村長、岩手県議となる。また鈴木舎定の求我社に入り、新聞各紙に評論を発表して自由民権思想の普及に努めた。35年から衆院議員に当選2回。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鵜飼節郎」の解説

鵜飼節郎 うかい-せつろう

1856-1931 明治時代の政治家。
安政3年5月19日生まれ。陸奥(むつ)盛岡藩の藩校作人館にまなぶ。鈴木舎定の求我社にはいり,新聞各紙に評論を発表して自由民権思想の普及につとめる。明治35年衆議院議員(当選2回,政友会)。昭和6年9月5日死去。76歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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