鶴底村(読み)つるそこむら

日本歴史地名大系 「鶴底村」の解説

鶴底村
つるそこむら

[現在地名]清和村つる

東は河口かわぐち村、西は上名連石かみなれいし(現矢部町)、北は阿蘇郡二子石ふたごいし(現久木野村)と接する。笹原ささわら川右岸に集落があり、集落北側に鶴底城跡がある。慶長国絵図に村名がみえる。矢部手永に属し、「国誌」は小畑おばた村・仁連木村などの小村を記す。文政九年(一八二六)の矢部手永略手鑑には「底村」として高二四六石八斗余、田畝七町六反五畝・畑畝七町七反五畝余・苅畑二町一反三畝余、竈数四五、男九五・女九八、牛一〇七・馬一三六と記す。明治八年(一八七五)仁田尾にたお村・うし村と合併し、鶴ヶ田村となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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