鶴羽田村(読み)つるはだむら

日本歴史地名大系 「鶴羽田村」の解説

鶴羽田村
つるはだむら

[現在地名]北部町鶴羽田

坪井つぼい川左岸の台地上にあり、北は梶尾かじお村、西は長峰ながみね村・馬出まいだし村に接する。中世には鹿子木かのこぎ庄に含まれ、当初は「つる村」と「はた村」の二村であった。康暦三年(一三八一)六月一日のよしかつ譲状(詫摩文書)に「かのこきのひかしのしやうの内(中略)はたのむら」とある。応永六年(一三九九)一月一四日の鹿子木東荘坪付(同文書)に「一所八町 なりよし名この内五町 つる 四町 はた 三町 六たう名」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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