鶴谷村(読み)つるがいむら

日本歴史地名大系 「鶴谷村」の解説

鶴谷村
つるがいむら

[現在地名]原町市鶴谷

小木迫おぎさく村の北西に位置し、村内を南北に浜街道が通る。「奥相志」に「西の方に南北街道駅舎あり」とみえ、天保郷帳には「古者 鶴谷村・岡田内新田弐ケ村」と注記される。中世には「つるかや」と記された。

貞治二年(一三六三)八月一八日の相馬胤家譲状(相馬岡田文書)によると、相馬岡田氏の胤家は重代本領である「上つるかや」などの行方なめかた郡内の所領および竹城たかき保内波多谷はたや(現宮城県松島町)などを手継証文とともに嫡子胤重に譲渡し、境については絵図のとおりとすることを定めている。康暦三年(一三八一)五月二四日、胤重の子胤繁が「上つるかや」などの所領をその嫡子胤久に譲っているが(「相馬胤繁譲状」同文書)、明徳三年(一三九二)二月一八日には胤重が改めて「つるかや」などの所領を孫胤久に譲るとともに、胤久の兄弟への譲渡を禁じている(「相馬胤重譲状」相馬岡田雑文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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