鷹筑波集(読み)たかつくばしゅう

改訂新版 世界大百科事典 「鷹筑波集」の意味・わかりやすい解説

鷹筑波集 (たかつくばしゅう)

俳諧撰集。西武(さいむ)編。1642年(寛永19)刊。1638年貞徳序。5巻。書名は《犬筑波(いぬつくば)集》に対するもの。貞徳が30年来批点を施した発句付句(つけく)を西武に編集せしめた書で,貞徳直門の俳人300余が名を連ね,事実上本書が貞門の第1撰集である。四季別分類法をとらず完成を急いだ様子がうかがわれるのは,1638年序・45年(正保2)刊の重頼撰《毛吹草(けふきぐさ)》との先陣争いによるか。
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