鷹護田鳥尾(読み)タカウスベオ

デジタル大辞泉 「鷹護田鳥尾」の意味・読み・例文・類語

たか‐うすべお〔‐うすべを〕【×鷹護鳥尾/高薄部尾】

矢羽の一。うすべおの、斑の部分が多いもの。たかうすびょう。→うすべお

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精選版 日本国語大辞典 「鷹護田鳥尾」の意味・読み・例文・類語

たか‐うすびょう‥うすべう【鷹護田鳥尾・鷹護田鳥斑・高護田鳥斑】

  1. 〘 名詞 〙 矢羽の名。尾白鷲の羽。護田鳥尾(うすびょう)の薄黒い斑の部分が羽の上の方まであるもの。また、その矢羽をつけた矢。たかうすべお。
    1. [初出の実例]「廿四さいたるたかうすべうの矢をひ、しげどうの弓をもち給へり」(出典:平家物語(13C前)一一)

たか‐うすべお‥うすべを【鷹護田鳥尾・高薄部尾】

  1. 〘 名詞 〙たかうすびょう(鷹護田鳥尾)
    1. [初出の実例]「たかうすべ尾の矢三十六指たるを、筈高に負成」(出典:太平記(14C後)九)

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