鹿久居千軒遺跡(読み)かくいせんげんいせき

日本歴史地名大系 「鹿久居千軒遺跡」の解説

鹿久居千軒遺跡
かくいせんげんいせき

[現在地名]日生町日生 鹿久居島

鹿久居島中央部にある港湾遺跡。千軒湾とよばれる小湾を囲んで形成された小都市で、古代末期から中世初期にかけて存在した。千軒湾は、奥泊の入江の東岸にあり、西向きに湾口を開いているため、泊地として良好な条件を備え、外部からは山に隠れて完全に遮蔽されている。出土する遺物は、多量の青磁白磁を交えており、遺跡が特殊な貿易港の性格をもつことを示す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 避難港 海人 墓地

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む