鹿倉山・狩倉山(読み)かぐらやま

精選版 日本国語大辞典 「鹿倉山・狩倉山」の意味・読み・例文・類語

かぐら‐やま【鹿倉山・狩倉山】

〘名〙 狩猟のための禁猟区鎌倉時代に始まるが、江戸時代幕府領では御鹿狩場、九州諸藩では御鹿狩、御狩倉山、東北地方では御鹿込山などといった。古くは禁野標野(しめの)とも。
国分諸古記薩摩)‐下(1719)「御狩倉山有、享保四年亥四月廿日狩倉付御用帳留写、本戸狩倉山中より国府下井村津畑迄道程四里程」

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