麒麟も老いぬれば駑馬に劣る(読み)きりんもおいぬればどばにおとる

精選版 日本国語大辞典 の解説

きりん【麒麟】=も[=の]老(お)いぬれば駑馬(どば)に劣(おと)

  1. ( 名馬も老衰すれば、そのへんのつまらない馬にも負けるようになるの意で「戦国策‐斉策・閔王」の「騏驎之衰也、駑馬先之、孟賁之倦也、女子勝之」による ) すぐれた人物も年老いては、その働きや能力が普通の人にも及ばないことのたとえ。昔千里も今一里。昔の剣今の菜刀
    1. [初出の実例]「騏驎は千里を飛(とべ)ども、老ぬれば奴馬にもおとれり」(出典平家物語(13C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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